当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大への警戒が続く中、感染防止と経済活動の両立を目指した行動制限の緩和など、政府の各種政策の効果もあり、緩やかながら回復基調で推移しました。一方、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化等に伴う資源・エネルギー価格の高騰や急激な物価上昇による消費マインドの冷え込みによる経済活動の停滞が懸念され、先行きは依然として不透明な状況にあります。こうした情勢のもと、当社グループにおきましては、年初より度重なる印刷用紙の値上げやエネルギー価格の高騰による製造原価の上昇、デジタル化の進展に伴い、印刷需要は減少傾向にあります。今後、安定的な発展を続けるため、成長が期待されるデジタルマーケティング分野やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービス事業の強化に取り組んでおります。また新たに、地域の課題解決を目指した地域商社事業を推進しております。以上の結果、売上高は■■■億■百万円(前期比■.■%増)、営業利益は■億■千■百万円(前期比■■■.■%増)、経常利益は■億■千■百万円(前期比■■.■%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は■億■千■百万円(前期比■■.■%増)を計上しました。セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。①印刷関連事業原材料価格・エネルギー価格の高騰が続く厳しい事業環境下、新型コロナウイルス感染が落ち着きを見せ始め経済が動き始めたことから、首都圏・関西圏において印刷需要が伸張しました。また、経済活動を支援する各種委託事業の事務局運営などのBPO事業の推進や、デジタルマーケティング分野の強化などにより、売上高は■■億■百万円(前期比■.■%増)、営業利益は■億■千■百万円―■―事業報告)(■■■■年■月■日から■■■■年■月■■日まで■.企業集団の現況に関する事項⑴事業の経過及び成果
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