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設立者紹介

 関 定の生涯は、修行時代・事業に専念して基盤をつくる時代・社会奉仕の時代の三つに区分することができます。
 愛媛県に生まれた関 定は、明治27年大阪で初めて職に就き、同時に学校へも通うという修行時代を始めました。生来の生真面目な性格が上司に認められ、熱心な仕事ぶりから若くして支配人を任せられるまでになりますが、実父の急死により帰松しました。
 明治41年には関定商店を興し、麻糸・紙などの卸売りを手がけるとともに、洋紙の販売を開始したのは将来を見越してのことでした。大正3年、まだ手回しの印刷機が主流の時代にローラー式印刷機を2台納入した印刷所の経営危機を救ったことが関 定の印刷業進出のきっかけとなりました。以後、大正10年には四国で初めてのオフセット印刷機を導入するなど事業は順調に発展を遂げます。
 昭和24年、社名を株式会社関洋紙店印刷所に改め、社長を長男に譲り一線を退いた後の関 定は、日本ボーイスカウト愛媛県連盟や恩賜財団済生会愛媛県支部の発展に尽くし、また自ら奉仕財団を設立し社会奉仕に明け暮れます。そして70歳で茶道、80歳で俳句、90歳で絵画を始めて健康と長生きの秘訣とし、94歳の生涯を過ごしました。
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関奉仕財団  
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設立趣意
設立者紹介
法人の概況
ディスクロージャー ...
教育文化奨励賞...
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